こちらシンガポールではもうすぐCNY(Chinese New Year=旧正月、春節)で街中どこでも赤色だらけ。
今年の春節の元旦は28日とうことで、シンガポールはどこもかしこも春節シーズンでみんなわくわく、そわそわ。
今日は近所のスーパー(NTUC Finest)に買い物に行ったら、旧正月の買い物準備のお客さんで混雑してて、スーパーじゅう赤色だらけ・・・さすが中華系の国だ。
どれくらい混雑してて、どれだけ赤色だらけかっていうのは言葉ではうまく説明できないので写真でどうぞ。↓
スーパーマーケットの中はそこらじゅう、赤色で飾られたり、赤色のものが売ってる状態。店内で流れているBGMも中国語の旧正月の歌。。。
まあ日本の年末も、スーパー行くと日本の年末の童謡?みたいなの流れてるし、しめ縄とかお餅とかだし巻きとか売ってるし、それと一緒か。にしても日本の年末年始より派手な感じ。。。
それとこの時期には、スーパーや青果店ではみかんが大量に売られている・・・。
シンガポールでは、春節の年始の親戚回りや友人の家を訪ねる際に、みかんを送り合う習慣がある。ミカンは中国語で「橘子」・華南地域(中国の南部)の方言では「橘」の発音が「吉」と似ていることから、みかんは縁起物のひとつとして春節の時に飾られるらしい。
写真はスーパーで箱入りみかんが大量に売られているところ。↓
(うちの家にも同じようなみかんの箱があった。春節のためにお義母さんが買ってきたんだろう。)
そのほかにもスーパーでは干支の動物(今年は酉年)をかたどった「みかんかご」も登場。↓
↑写真のみかんかごは、両端のかごが酉で、真ん中のかごはパイナップルの形。(見えるかな???)
パイナップルは、福建語で「黄来(オンライ)」と呼ばれ、「繁栄」を意味する言葉「旺来」と同音なため、パイナップルの形の飾りは シンガポールのほか、マレーシア、台湾、中国福建省でみられるらしい。(シンガポールの中華系は福建省出身の人が多い。)
そのほかにもスーパーには、お金の形のチョコレートとか、大きなみかんのような、ポンカンのような縁起物がたくさん売られている。↓
別のスーパー(NTUC)の前には、春節用の特設売り場まで設置されている。
この特設売り場では春節用用のみかんや飲み物、寝具などが売られていた。↓
キンダーチョコレートも赤い帽子をかぶっていて可愛らしい。↓
日本の年末同様、年が明ける前に大掃除する習慣があるので、掃除用品の広告もよく見かける。(写真の広告は落書きされてるけど。。。)↓
↑上の広告の「So Clean Huat Ah!」のHuat Ahはシングリッシュで儲かりますように、反映しますように、の意味がある。よって翻訳すると、「とっても綺麗!儲かりますように!」だろう。(直訳すぎるか。。。)
広告の写真はきっと、掃除をすると福の神様が家に訪れますよ~的なことを言いたいんだろう。(実際玄関からお年玉袋を持った福の神様が入ってきている。)
こういうのを見ると、それが良い悪いとかではなく、やはり中華系の人たちのお金、経済的な豊かさに対する執着心ともいうべきか、願いともいうべきか、そういったものの強さがよくわかるなあと思う。
日本でも商売の神様のえべつさんを祀っている神社を参拝したりする習慣はあるけど、中華系の人たちほどわかりやすく、正月から「お金お金=幸福」みたいな感じというか雰囲気はないよなーと思う。
そういう違いが面白いし、実際年のはじめにこうやって金色のお金の飾りとか広告ばかりを見ていると、なんとなく今年は、というか今年も経済的豊かになっていくためにがんばるぞという前向きな気持ちになれる気もする。
これから28日の元旦に向けてどんどん賑やかになっていくシンガポール。
楽しみだなあ。。。
それでは今日はここまで。。。
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