シンガポールに来て4日目、さっそく病気になってしまった。。。
その日は、10月から勤める会社に挨拶に行って、いろいろな手続きの説明を受ける予定だった。
朝起きて、だんなちゃんのお母さんと家の近くのホーカーセンター(Hawker Center:シンガポールのそこらじゅうに点在する野外の屋台村のような、フードコートのようなもの)でブランチをした。
だんなちゃんのお母さんは麺、私は好物のシンガポールのチキンライスを食べた。
その後は会社のオフィスまでMRTで行った。
会社で一通り、今後の事務的な説明を受けている最中、なんだかお腹がちょっと気持ち悪いな~と思っていた。。。
でもまあそんなに大したことなかったので、そのあとは会社の健康診断のためにクリニックへ行った。
クリニックで無事全ての検査が終わり、家に帰る途中のMRTでもちょっとお腹に違和感を感じたが、まあそれほど大したことなかったので、家に帰ったあと、冷蔵庫にあった飲むヨーグルトをがぶ飲みした。(←)
その後、夕方6時にだんなちゃんとだんなちゃんの会社の最寄りのMRT駅で待ち合わせして、だんなちゃんの友達に会いに行く約束をしていたので、家を出てMRTに乗った。
MRTに乗ったら、なんだかお腹がぎゅるぎゅるぎゅる。。。。い、いたいぞ。。。。
んんん、、、これはなんだかやばいぞ!!!と思い、途中で電車から降りて、その駅の改札から一旦出て、最寄りの公衆トイレにダッシュ!!!
汚い話で申し訳ないですが、、、めっちゃ水みたいなのがぴしゃーーーーーっ!
「やべーこれ下痢じゃーん。。。」
で、一通り終わって、お尻をふこうとしたら、そのトイレにティッシュがなーーーーーい!
で、そんなときに限って鞄の中にポケットティッシュを入れていない・・・やべ・・・
で、トイレの中からだんなちゃんに電話。。。
私:「私今、お腹やばくて、途中で電車おりて、○○駅のトイレにいるんだけど、ティッシュがないの。。。○○駅のトイレまで助けに来てくれない???」
だんなちゃん:「なんだって!?大丈夫!!!!???今からすぐ行くから!!!その前に、だれかに助けを求めることできない???ティッシュくださいってトイレの中から叫べない???」
私:「いやだ。。。恥ずかしいもん。。。それにお腹痛くて、動けない。。。(←言い訳)」
だんなちゃん:「わ、わかった。今から行くから、とりあえずそのトイレで待ってて!!!」
で、約15分後にだんなちゃんが来て、無事ティッシュゲットして、トイレをなんとか終わらせ、トイレから出てきた真っ青な私を見て、だんなちゃん大慌て&心配MAX。
私は行きたいと言い張ったけれど、友達との約束をキャンセルして、急きょ病院に行くことに。。。
家の近くのクリニックに行ったのだが、人気のクリニックのようで、待ち時間1~2時間。。。家の目の前のクリニックなので、とりあえず順番待ちの番号カードだけ取得して、家に帰って家で横になって待機することに。
その時点でもう夜の7時くらいだったのに、シンガポールでは町の普通の病院でも夜の9時とか10時くらいまでは余裕で普通に診療しているらしい。。。日本じゃ救急病院以外あんま考えられん。
1時間半くらい家で待って、クリニックに電話したらもうすぐ私の順番だっていうので、クリニックに行って、待つことに。。。
もうすぐ私の順番って言ってたのに、実際クリニックの待合室でも40分くらい待った。。。
しかもこの病院、評判がいいからかなり待ち時間が長くて、たくさん患者さんがいるんだけど、日本の一般的な町のクリニックに比べたら、設備がボロい。。。
トイレが屋外にあって暑いし、しかも和式便所で、水を流すときは頭の上にあるポンプから垂れてるロープみないなのを引っ張って水を流した(笑)
評判良くて儲かっているなら、もうちょっときれいにリノベーションできないんだろうか。。。笑
患者さんはマレー系とかインド系の人とかいろいろな人種の人がいるけれど、看護師さん的な人はみんな中華系で中国語でぺちゃくちゃしゃべっているし(笑)、関係ないっぽいおばちゃんまで横に居座ってしゃべってるし、待合室のテレビも中国語で全くわからん(笑)←別にいいけど気になる。。。笑
あとでだんなちゃんにきいたら、受付や待合室にいた看護士さん的な中華系のおばちゃんたちは看護師さんではなく、普通の受付のおばちゃんらしい。
だんなちゃんによるとシンガポールの町の小さなクリニックには看護師さんはおらず、お医者さんだけでやってるのが普通だとか。。。これも日本じゃ考えられん。。。
で、やっとお医者さんの診断の時間。。。
お医者さんは中華系のおじちゃんで、英語でとてもわかりやすく丁寧に私の症状について質問してくれた後に、私の症状について説明してくれた。
私の症状(下痢&腹痛)から見るに、おそらく朝食べたチキンライスによるfood poisoning(食中毒)もしくはstomach flu("ストマック フル" :ウイルス性胃腸炎による「嘔吐下痢」症状)だろうと。。。
注射をすれば治りが早くなるけどする?って言われ、じゃあお願いしますと言ったら、
「じゃ、お尻出してください。」と言われ。。。
私:「え・・・・・(ぽかーん)」
お医者さん:「お尻に注射します。」
私:「え・・・(まじか・・・でも仕方なくお尻を出す)」
というわけで、生まれて初めてお尻に注射をしました。。。笑
でもなぜ腕じゃなくお尻だったんだろう???笑
その後は、薬の処方。
薬の処方も、日本のクリニックみたいに、処方箋をお医者さんが発行して、薬局に持っていく、みたいな方法でなくて、その場で受付のおばちゃんが先生から言われた薬を棚から準備して、先生に間違っていないか確認してもらって、私たちに渡す、みたいな。。。(笑)
クリニックの診療システムや、薬の処方システムが日本や私が昔住んでいたニュージーランドとは全然違ってびっくり。。。ちょっとおおざっぱだなと思った(笑)まあいいけど。
処方された薬は、日本やニュージーランドで処方される薬と同じようなもので、中華系のお医者さんで中華系の受付おばちゃんだったからといって、決して漢方薬ではなかった(笑)←偏見
で、その後は帰宅し、だんなちゃんのお母さんがつくってくれたおかゆを食べて休むことに。。。
だんなちゃんのお母さんとお父さんもめっちゃ心配してて、なんだか私の方こそシンガポールに来て早々こんな感じですみませんって思った・・・。。。
お腹の痛み&下痢の症状は病院に行く前よりは全然ましになったけれど、それでもお腹がずっと痛くて、一晩中痛い痛いと言いながらあまり寝られなかった。
だんなちゃんも一晩中ずっと横でつきっきりで看病してくれて、私が水が飲みたいと言ったら水を取りに行ってくれ、エアコンが寒すぎると言ったら温度を調整してくれ、お腹がいたいと言ったらずっとお腹をさすってくれて、私が痛い痛い言っていたら「ごめんね。シンガポールの食べ物でお腹が痛くなってごめんね。。。」とめちゃめちゃ申し訳なさそうな顔で言い続けていた。。。笑
なんか、こんなに心配されて、こんなに必死になって看病してくれるだんなちゃんを、これからの人生で絶対に裏切れないな。。。と思った私は性格がゆがんでいるのだろうか。。。笑
次の日の朝起きたら、お腹の痛みはだいぶ引いていて、下痢はすっかり止まっていた。
私はその日シンガポール人の友達と会う約束があり、どうしてもその友達に会いに行きたかったので、まだ少しお腹は痛いけれど会いに行った。
で、友達と香港系のお粥&飲茶のお店でお昼ご飯を食べた。
それから、友達と少しショッピングモールをぶらぶらして、お茶して、だんなちゃんが仕事が終わったので、ショッピングモールでだんなちゃんと待ち合わせして、友達とばいばい。。。
それからだんなちゃんと夕ご飯を食べにうどん屋に行った。
私はお粥&飲茶を食べすぎたのか、うどんを食べれなくて、だんなちゃんから少し分けてもらう程度。。。
それから日系スーパーの明治屋(↓)で買い物をして、バスに乗って家に帰ることに。。。
そしたら、バスの冷房がめちゃめちゃ寒くて、しかもシンガポールのバスは2階だてバスなので、2階部分はめちゃ揺れるしで、だんだん吐き気が・・・
だんなちゃんに、「ねえ、家に着くまであと何分くらい?」と聞いたところ、「あと15分くらいだけど、どうして???」と言うので、
「なんか吐き気するからビニール袋ちょうだい。」と言ったら、だんなちゃんまたまた大慌て&心配MAXで「次のバス停で降りよう!!!タクシーで帰ろう!!!!」と言うので、その通り次のバス停で降りて、タクシーを拾って帰宅。。。
家に帰って速攻ベッドに横になって、吐きたいけれど吐けないというなんとも気持ちの悪い状態が続いて。。。また腹痛が戻ってきて、一晩中うなされながら寝たという。。。
次の日の朝になったら吐き気はなくなっていたが、まだ腹痛があるので、再度家の前のクリニックに行くことに。。。
また同じお医者さんが診察してくれて、症状は前より良くなっているけれど、お腹にガスがたまっているし、お腹の状態はまだ不安定なので、決して油っぽいものなどを食べないように。。。etc.説明してくれ、お腹のガスを出す薬を処方してもらって帰宅。。。
今回はお尻注射はなかった(笑)
↑病院の写真①(外から)
↑病院の写真②(中から)
今回の病気&病院での経験を通して、シンガポールに来たばっかりのときには、環境が変わって病気になりやすいので、旅行者保険に入っておいたほうがいいよ、というアドバイスを受けたことを思い出した。
やっぱり生活する環境の温度、湿度、におい、食べ物、水etc.全てが変わると、人間の体はもろくて、すぐに病気になっちゃうものなんだ。。。ということを痛感。。。
そして、どれだけシンガポールのホーカーセンターのチキンライスがおいしくても、骨に近い肉の身の部分は半生の可能性があるので、次から避けるようにしようと学んだ。。。
そして、なるべくホーカーセンターで出される飲み物の氷も避けよう。。。次からは氷なしでお願いします、と言おうと固く心に誓った(笑)
こうやって一つ一つ学びながら、シンガポールで生きていく術を学ぶでいくのだ。
保険に関しては、結婚してだんなちゃんの会社の保険の扶養に入ったので、かかった医療費の一部を負担すればいいので良かった・・・。。。
というわけで、今日はここまで。。。
体調もだいぶ良くなってきたけれど、油断せずに明日からもぼちぼちがんばります。。。
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